3Dスキャナを使って塀の表面模様を読み取ります。
塀に組み込まれた模様パターンを解析します。
4つのデザイン部品により、塀が組み立てられているということがわかります。
右のパターンの配置によって塀が構成されています。
スキャンしたデータをソフトウェアを使って編集していきます。
欠落部修正、配置パターン決め、歪み修正、意匠追加等の修正を行います。
3DCADファイルを製作せずに、3Dモデルを作成します。
設計プロセスの時間短縮、費用削減、製品化までの時間が大幅に短縮されます。
元のデータから、低い許容誤差(0.1mm以内)なので、99%の再現率が可能です。
リブやRの追加もでき、2D図面はもちろん、ご要望に応じて3D図面の製作も可能です。
樹脂型加工プログラムを作成します。
Rは0.2ピッチで加工行いました。
転写されたパターンが実際のパターンとほぼ同じ模様で再現できます。
NC加工機によって、データをもとに樹脂型を加工します。
完成した樹脂型(左)と、実際の塀(右)を並べてみると、細かな凹凸がしっかり再現されています。
樹脂型を使って鋳造したものがこちらです。
ご希望によって、塗装も対応可能です。
実際の塀(左上)、3Dスキャンデータ(右上)、樹脂型(左下)、鋳造型(右下)です。
高い精度でどのような模様も読み取ってデザインを実現することが可能です。
型が無いものも製造、再現できますので、お気軽にお問い合わせください。