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ファサードによる省エネ効果
ファサードによる省エネ効果
ファサードによって部屋に入射する日光を減らすことで、空調負荷を削減する効果があります
fig.1のグラフは、fig2のグラフの数値を用い、夏至の日中を想定したファサードの有無と開口率の差による空調負荷の変化を試算したものです。
fig.1 ファサードの遮光率と冷房負荷の削減率
fig.2 試算に用いた外気温のデータと想定室温
遮光を意識し、空調の省エネ化を目指すファサードデザイン
年間で気温が高く空調(冷房)負荷の高い時期に効率よく遮光できるデザイン例を示します
fig.3 夏季の日中遮光効率が高いファサードデザイン(試作)
夏季の太陽高度にて日射を効率よく遮るデザインです。特に日差しが強い時間帯で最も効果を発揮します。
夏至の遮光状態
緯度は長野県庁の北緯36°39′05″、ファサード向きは南と設定し、日差しが強い10:00~14:00間を一時間ごとに確認しました。
画像の線は1ブロックごとの輪郭線であり、今回検証した各時間では、重複して隙間が発生しないため日射は貫通しないことが分かります。
●10:00
fig.4 ファサードを日射方向から見た図(10:00)
●11:00
fig.5 ファサードを日射方向から見た図(11:00)
●12:00
fig.6 ファサードを日射方向から見た図(12:00)
●13:00
fig.7 ファサードを日射方向から見た図(13:00)
●14:00
fig.8 ファサードを日射方向から見た図(14:00)
建物外観を彩るファサードで、外観だけではなく省エネ効率を上げたい場合は、ぜひお問い合わせください。
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