弊社の塗装につきまして、下記の性能試験を実施し、塗装性能の品質を管理・保証しております。
鉛筆ひっかき試験 (引用規格 JIS K-5600-5-4)
・試験の目的
既知の硬さの鉛筆を塗膜に押しつけて膜厚硬度を測定します。
・試験方法
試験体の塗膜面を鉛筆の芯で強く5回ひっかき、塗膜が剥がれないかを確認します。
弊社の社内基準では2Hの鉛筆で傷がつかないことを合格としています。
クロスカット試験(引用規格 JIS K-5600-5-6)
・試験の目的
塗膜の素地からのはく離に対して塗膜の耐性を評価します。
・試験方法
塗装面にカッターで1mm間隔のキズを縦横11本ずつ引き、計100個のマス目をつくります。
その上からセロテープを貼り、すばやく剥がした時の塗膜の密着状況を確認します。
耐沸騰水試験 (引用規格 JIS H8602-6-6)
・試験の目的
塗膜の付着性を評価します。(塗膜にしわ,割れ,ふくれ及び著しい変色が生じないこと)
・試験方法
表面処理を施した試験体を98℃以上の沸騰水の中に1時間浸漬し、塗膜のフクレ、剥れ具合を観察します。
沸騰水から出した後にも鉛筆ひっかき試験とクロスカット試験を行ない、確認します。
キャス試験(引用規格 JIS H8681-2)
・試験の目的
塗膜の耐食性の調査
・試験方法
試験体をキャス試験機に入れ、塩化ナトリウムを規定時間噴霧後に腐食状態を調べます。