伸び率が大きく、かつ塑性変形率の高いプラスチックの薄いフィルムをヒーターで加熱軟化させ、鋳造ラインにセットした木型にかぶせます。
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木型には微小な穴を開けてあります。
そこから空気を吸引しフィルムを型形状に密着させ、上部に鋳型枠をセットします。
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粒度調整された砂を充填し、砂の上に保護フィルムをかぶせます。
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砂型中の空気を吸引し砂型を引き上げることにより減圧状態の鋳型(砂型)ができあがります。
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減圧状態のまま上下型を合わせます。
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アルミの溶湯を注ぎます。
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吸引を止め、鋳型枠内を常圧に戻すと砂は崩れ落ちアルミ鋳物だけが残り、鋳造完了です。
鋳物砂は粘結材を使用しないため、サラサラの状態です。
そのため型をばらす手間がかかりません。
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